偶然見かける流れ星もいいものですが、1年に3回ほど数多くの流れ星を見るチャンスがあります。
一番有名なのは、8月のペルセウス流星群。深夜過ぎに東からのぼってくるペルセウス座付近にある彗星から発する流れ星は多いときには1時間に60コ以上も見ることができます。
深夜や明け方近くが見ごろになることが多いので、ちょっと早起きしないと見れませんが、チャレンジしてみる価値はありますよ。
■できるだけ全天が見える場所で見る
星座の名前が流星群にはついていますが、流れ星はその星座周辺を出発点にして放射状に流れます。対象となる星座を中心に、できるだけ広範囲を視野に入れておくことが大切です。
■光のない場所、日時を選ぶ
明るい流れ星も街灯などの光があるとなかなか見つけられません。また、月の状況によっても随分観測条件が違ってきます。
2007年8月12日未明が極大日とされるペルセウス流星群は、新月(満月の反対)にあたり、非常に観測状態が良いとされていますので、この機会を逃さないようにしましょう!
※ちなみに、ペルセウス流星群は極大日前後でもある程度の観測数が見込めます。(大量出現で有名なしし座流星群は極大日直後に急速に流れ星は減少します)極大日が天気が良いとは限らないので、できるだけ前後もあわせて観測するといいですよ。
■ペルセウス座流星群
毎年8月12日〜13日前後を中心に流れます。極大日周辺でも十分観測する
ことが可能です。
■しぶんき座流星群
毎年1月3日〜4日前後を中心に流れます。流星の速度は比較的
ゆっくりめです。
■ペルセウス座流星群
毎年12月13日〜14日前後を中心に流れます。流星の速度は
やや速めです。